未来を想像する、その勇気を支えたい
患者さま固有のがん抗原を利用するワクチンのおかげで、がん細胞だけを狙ったピンポイントな攻撃が可能に。
私たち循環がん細胞由来ネオアンチゲンペプチド研究会(通名:ネオアンチゲン・ワークショップ)が推進する治療は、
抗がん剤治療に比べて重篤な副作用がほとんどみられない、新たな未来につながる免疫治療です。
ネオアンチゲンペプチド研究会イメージ画像

ネオアンチゲンペプチドとは
What are neoantigen peptides?

私たちが研究を進める循環がん細胞由来ネオアンチゲンペプチドの技術は、ノバセラム社が開発し、日本、ヨーロッパ、アメリカなどですでに特許を取得している独自技術です。循環がん細胞(CTC)から遺伝情報を特定し、がん細胞だけが有するネオアンチゲンを正確に見極めることを可能にします。患者さまによって異なる固有のネオアンチゲンをペプチド化して投与するという、体への負担が少ないオーダーメイドの免疫治療が実現します。

ネオアンチゲン “がん細胞の目印”
Neoantigens Cancer cell markers

人の体は約37兆個の細胞からできています。日々体内で行われている細胞分裂の過程でDNAのコピーミスが起こると、通常は自己免疫が異物と認識し、増え続けることはありません。しかし正常化機能が働かない場合、遺伝子異常が起こります。ネオ(新しい)アンチゲン(抗原)とはその名の通り、がん細胞特有の遺伝子変異によって生じる新しい抗原です。ネオアンチゲンは正常な細胞には存在せず、がん細胞にだけに見られることから、“がん細胞の目印”と称されることもあります。

ネオアンチゲンペプチド研究会イメージ画像
ネオアンチゲンペプチド研究会イメージ画像

重篤な副作用がほとんどみられない
Serious side effects are rare

これまではネオアンチゲンを同定するのに不可欠な循環がん細胞が、末梢血5mlからわずか数十個しか採取できませんでしたが、研究会が推進する成分採血であれば、10万個以上の循環がん細胞採取が可能に。最新のネオアンチゲンペプチドが、体内のがん細胞だけを攻撃。原発がんはもちろん、転移していく進行性のがんにも適応できると言われています。正常な細胞にも作用し苦痛を伴う抗がん剤に比べ、重篤な副作用を起こす可能性が少ないと報告されています。

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